Softwind's diary

自然やエコや不思議なこと、健康や楽しいことなど徒然なるままに書いています。どうぞよろしくおねがいいたします。。

金剛の滝を見に行きました- We went to see the Kongo falls.

 

金剛の滝を見に行きました- We went to see the Kongo falls.

 

読者の皆さんはこの新型コロナ禍の中、いかがお過ごしでしょうか。散策や低山ハイキングは以前から好きだったので、最近は休日など特に山頂を目的としないそんなに有名でない歴史的史跡や滝や小渓谷や風景の良いところなどに行っています。そこで、最近は低山ハイキングに行くと今までと違って、すれ違うハイカーの人がかなり増えている感じがします。

目的地までの車窓から、多くのサイクリストを見るし、ジョギングしている人、家族でウォーキングの人も多いこと多いこと、

  S: ああ、ジョギングしているね。あっちにも

    おお、ランニングウェアもシューズも極まってるね、あの人。

  B: コロナで、運動不足だし、気軽に出来るからな

  Z: ウォーキングリュックやウェストバックも極まってるな。デザインもいいし、軽  そうで走りやすそうだね。

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図1 新型コロナ禍のなか、ハイキングやトレッキングの人が増えている

以前は子供連れの家族でサイクリングやウォーキングしている人などあまり見かけなかったのですが、新型コロナ感染症の拡大とともに増えてきたようです。

 S: 今日は休日だからサイクリングも多いね。

 B: 家族でサイクリングだ。 楽しそうだね。あは、子供が大はしゃぎだ。

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図2   新型コロナ禍のなか、サイクリングやジョギングの人を多く見かける

 

また、年配のソロも多いけど、ご夫婦でのハイキングやウォーキングも増えているのでは。そして新型コロナ感染拡大につれ家族の絆もより強くなったと思います。

 

最近「金剛の滝」という滝を見に行きました。「金剛」という言葉、原意は堅固でダイアモンドを指し日本名では金剛石というらしいです。ダイアモンドといえば硬度10で最も堅いことは有名です。仏教用語大日如来の悟りの智慧の象徴らしいのですが、お寺の門の金剛力士像とは別の守護神と思っていたのですがあの仁王像をさすようです。ですから金剛力士像と仁王像は同じ仏神と言うことです。門の左と右側のあの阿吽の呼吸で、邪悪を寄せ付けず蹴散らすあの大迫力は圧倒されずにはいられません。

この“金剛”という名の付いているものを一部見てみますと

 

金剛山奈良県大阪府の境目にある1,125メートルの山(ライブカメラでも有名)

金剛石(ダイアモンド)→炭素(C)の結晶からなり水素(H)を含まない化合物。最も堅い。

戦艦金剛→旧帝国海軍の戦艦(ガタルカナル島飛行場を艦砲射撃している)

金剛駅→大阪の南海電気鉄道高野線にある駅名

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図3 金剛石(ダイアモンド)

 

読者の皆さんは、もっといろいろ金剛という名の付くものを思い浮かべるでしょう。

 

そして今向かっている“金剛の滝”であります。登山道からは少し遠いので、今まで見に行ったことはありませんが以前からもしチャンスがあればと思っていました。今回はと。暗い林の登山道を下っていくと河原に出ますが、台風19号により川が一面土石で埋まってしまったようで水の流れが見えません。だいたい、このあたりのどの川や山も一昨年の台風15号と19号で土石に埋まり、樹木が折れて、今は、復旧工事がかなり進んでいますが、流れが変わった川もあり、山はあちらこちらで崩れて地肌が出ている光景でした。

暗く両側の回りは高いところで20 - 30mくらいの狭い岩肌の断崖絶壁が続きます。この感じは、中央アジアの探検家スウェン・ヘディンの“さまよえる湖(ロプノール)”の北山で道を探している場面と似ている感じがします。規模は小さいですが。水の流れが見えない川を奥に進みますが、あまりの迫力に足が竦んでしまいます。他の連中もビビって遅れ気味。断崖絶壁も枯れた草木で岩が見え隠れするのでなおさら迫力がまします。しばらく進んでいると滝の音がかすかに聞こえてきました。

 

B&Z: もう暗いし、帰るわ-。

 

S: おおーい、滝があるみたいだ。流れているみたいだ。音するよ。

  早く来いよー。

 

と、やっと、合流して滝が目に入ってきました。ん? 思ったより小さいな(^_^;)。わざわざ、来るほどでもないんじゃない。

 

S: チョチョ、ちょい待ちーな。上の岩盤に穴(手掘りのようです)があるよ。

Z: ほんとだ、狭いな。くぐれるかな。

S: 鎖ついているし、濡れているから滑るなよー。

 

と、鎖を頼りに上に登り、上のテラスにでると。

 

S&B&Z: おお、(@_@)。

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図4 金剛の滝

   落差20 mくらい

 

小さいながらもこの迫力、ドドドーーと流れ落ちる水が滝壺をたたく。撮った画像を図4に示します。来た甲斐があったなーとみな納得。しばらく雨が降っていないので水量は少ないですが落差20 mくらいあるでしょうか。金剛の名に遜色のない滝でありました。これは雄滝というらしく、最初に目にしたのは雌滝というらしいです。

 

名だたる滝は全国にありますが、どの滝も何千年何万年の歴史を踏んでいるのでしょう。どの滝もたいへん風情があり個性があります。この“金剛の滝”も忘れられない滝の1つとなりました。